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ブルジョア民主主義すら放棄

権力の下僕に成り下がった最高裁

2014年7月11日
代表委員会
 我々もたびたび論じてきましたが(『海つばめ』1117号、あるいは「鳩山本246ページ以下など参照)、沖縄返還交渉の過程で、日米の間に「密約」があったかなかったかという問題が最終的に“決着”しました。
 この問題では、この密約の存在を暴露しようとした新聞記者の西山太吉が、逆に権力によって犯罪人に仕立て上げられ、罰せられ、口を封じられていった経過もありましたが、西山らは日米密約文書の公開を求めて闘いを継続し、密約もその証拠となる文書も否定し続ける政府や権力を追い詰めてきました。
 ところが最高裁は、今回、仮に密約文書が存在したとしても、不開示の決定時に国が文書を保有していたと言うことは確認できないとして、開示要求をしりぞけ、その理由として、もし原告が国がないという文書があると主張するなら、自らそれを証明し、明らかにすべきである、と傲慢に言い放ち、開き直りました。
 最高裁は自らの責任と義務を放棄し、完璧に権力の下僕に成り下がったと言うしかありません(もっともこんなことは今に始まるのではなく、ブルジョア司法の本性から出てくることであるのですが)。
 しかも司法は、密約文書は存在したが、誰かが――もちろん権力側の人間、密約文書が存在しては困る連中が廃棄したのは明らかですが――廃棄したことを、事実上認めているのですから、司法の言動はただ彼らが権力側に意識的に、完全に立ったということによってのみ説明されるのです。
 日本には既に「三権分立」というブルジョア支配の麗しい、民主主義的な“原則”は存在しないのです、だから政府や自民党が憲法も法律も司法も全く恐れることなく、そんなものをまじめに考えたり、遵守する意思もなく、好き勝手な政治に、専横な権力主義に、専制的な政治に走るのであり、走ることができるのですが、それを“合法的に”止めることは誰にも出来ないと言うわけです。
 つまりこれはブルジョアとその権力が労働者に対して挑発しているも同然です、どんな階級勢力が、どんな風に闘うしかないかを考えよ、と。

 

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