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安倍の言う「民主主義」とは
安倍の専制でしかない

ーすでにマスコミ界は“戦時色”ー

2015年1月29日
代表委員会
 安倍は25日、NHKの番組で、敗戦後70年の「首相談話」についての考えを発表し、村山談話は「全体として受け継ぐ」が、具体的には安倍内閣の観点で書く、「植民地支配」とか、「痛切な反省と心からのお詫び」とかいった言葉は使わない、そんな「こまごました」議論はしないと語りました。
 これまでの観点を有名無実化し、安倍の天皇制軍国主義の戦争を美化し、正当化する観点から、それを“巧妙に”隠し、ぼかしながら「首相談話」を発表し、今後の政治外交をそれで“しばり”、左右しようという陰険な意図を明らかにしたと言うことでしょう。教育基本法とかで繰り返してきたやり方です。
 敗戦後の体制(レジーム)を「脱却する」、「総決算する」と言いながら、敗戦後の「民主主義」についておしゃべりをしていますが、言行不一致で、誠実さは爪の垢ほどもなく、全く欺瞞的で、品性低劣な悪党です。
 最近のサザン騒動と爆笑問題の小渕優子への嘲笑(ボケ)などをきっかけに、はびこる放送統制も次々と暴露されていますが、こうした現実は安倍の言う「民主主義」とは安倍の専制でしかないという真実を教えています。
 日本のマスコミ界はすでに物言えば唇寒しで、まさにマスコミが“戦時色”に塗りつぶされているといって決して言いすぎではありません。
 サザンの桑田の意思を語るかのような最近――とりわけ、天皇や安倍政治を揶揄し、批判する――のあれこれのパフォーマンスは、ネット右翼の集中攻撃、バッシングを受けて、早々に「おわび」をしてしまいました。桑田の限界のためか、所属事務所の経営防衛優先のためか、その両方のためかははっきりしませんが、桑田は「おわび」によって、せっかくの名誉と尊敬を勝ち取る機会を自ら失ったと言うしかありません。
 他方、爆笑問題の太田のボケは、小渕優子をちゃかしたものでした。「小渕優子さんなんて当選した瞬間“小渕ワイン”で乾杯。ルネッサンス!その後、だるまの目にドリルで穴を開けて……」といったものでした。小渕陣営が、地元でワインを配ったこと、また選挙法違反の嫌疑で家宅捜査を受けたとき、その妨害を策して、パソコンをドリルで破壊したことを材料に、悠々?当選した小渕を笑い飛ばしたのですが、そんな太田らの立派な“芸”にも籾井らが腹を立てたのか、正月のNHKの「初笑い」の番組では、NHK側が政治家ネタにNGを出したのです。
 籾井は、その後の記者会見で、「自分はこの件には全く関与していないが、(政治家の?)個人名を挙げてネタにするのは品がない」と言ったということです。こうした発言自体が、NHKにはびこる言論統制――やたらと皇室関係の報道が多くなった等々も含めて――を語って余りあります。
 そのほかにも、宝田明も、昨年12月のNHKの番組で、自分の幼少年期の経験を披露して、「戦争は人間の大罪」と発言し、「総選挙で間違った選択をしないように」と発言した途端に、男性アナウンサーに発言を遮られた経験を語っています。
 宝田の発言は以下のようなものでした。「無辜(むこ)の民が無惨に殺されるようなことがあってはいけませんね。国家の運命というのは、たかが一握りの人間の手によってもてあそばれている運命にあるんですよ。だから間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて、そうではない方向の人を選ぶのか、あるいはどうなのか……」といったもので、ここまでしゃべったとき、アナウンサーが事実上発言を切り上げるように介入したというのです。宝田はしかしアナウンサーが終わらせようとしたのをかわしつつ言葉を継いで、「声を大にして、戦争を絶対起こしてはいけないと言うことをメッセージし続けていきたいと思います」と、言い切ったということです。
 宝田の発言は自由主義的、平和主義的な決まり文句であって、今さら禁止するといったほどの内容は何もないのですが、こんな発言さえも神経質に弾圧し、排除するムードがはびこってきているのです。まさに「忍び寄る」ファシズム、といったところです。
 きれい事を“雄弁に”(つまり空疎で偽善的な美辞麗句を)ペラペラしゃべって、労働者を煙に巻き、無力化しつつ、ブルジョアやプチブルたちをうっとりさせ、国家主義で日本を染め上げようとする安倍政権に対する闘いを強化していくしかありません。


 

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