To English Pages。 メールを送ります。
階級的原則とマルクス主義・社会主義を掲げる同志会に入ってともに闘おう! 『海つばめ』電子版の販売を始めました。メール添付で送付します。詳細は下記のリンクを参照して下さい。

代表委員会メッセージ

黒田金融緩和は“効果”なく破綻へ

“マイナス金利”はアベノミクスの終着駅

                       

2016年2月7日

 日銀はついにマイナス金利に踏み切りました。“民間の”諸銀行の日銀預金にマイナスの金利を課すと言うのです。
 金利と称していますが、事実上、預金に対して課徴金を、罰金を課すと同様で、“経済法則”に真っ向から逆らうものであり、うまく機能するはずもなく、血迷ったというしかありません。

 せっかく量的緩和で銀行にカネをダブダブと供給したのに、そんな銀行が産業資本などに貸し出すことをしないで、日銀に戻し、預けてしまい、「死蔵」するのは許されないというのですが、実際の経済にカネ(利子生み資本)の“需要”もないのですから、銀行は日銀に預けて、せめて0・1%の利子を期待するしかないのです。

 銀行が日銀にカネを滞留させているのは好んでやっていることではなく、産業資本が今はカネならいくらでも持っており、しかもそれすら投資する対象や必要性もなく、銀行貸し出しに期待していないからです(もともと量的緩和政策がそんなものです)。
 こうした現実があるのに、それをそのままに、マイナス金利で諸銀行に貸し出しを強要し、強制的に貸し出しを増やせというのですから、そんな“政策”しか実行し得ないというのですから、安倍政権も黒田日銀も完全に手詰まりとなり、焦り、そして今やろくな“経済政策”も持ち合わせていないということです。

 日銀が“異次元の”金融緩和で銀行に大量にバラ撒いたカネを、いわば強制的に流通させようということで、これはすでに日銀券の紙幣化であり、その出発点というしかなく、安倍政権に残っている“金融”政策は、その限界を超えて、紙幣の発行にまで行き、そんな形でインフレ経済を労働者、勤労者に、国民の全体に強要するしかないということを示唆しています。

 日銀のマイナス金利政策は黒田自身がこれまでしばしばその実行を否定してきたように、メリットがあるというよりデメリットが大きく、アベノミクスの全体の破綻を告げ知らせるきっかけにさえなるでしょう。それを恐れるからこそ、黒田はこれから増える諸銀行の日銀預金に対してのみマイナス金利にするのであって、これまでのバラまきを預金化した260兆円のカネには、引き続き、これまで通りプラス0・1%の利子率を続けて銀行経営にも配慮するとか、法定準備金は0%だとか約束し、言いはやし始めています。つまり自ら、マイナス金利の“効果”――仮に、そんなものがいくらかでもあるとしてのことですが――を低め、無にするのですから、中途半端で、矛盾もいいところです。

 今こそアベノミクスの有害さと偽りを暴露し、そんな「反緊縮」政策――共産党もまたこんな反動的な政策を安部と共に愛好し、賛美するのですが――を粉砕し、安倍政権打倒を現実のものとして行かなくてはなりません。アベノミクスは今では安倍政権の目玉商品でなく、欠陥商品に、重荷に、安倍政権を脅かす爆弾になりつつあります。

 かくして安倍政権に残るのは、国民に対外的な“危機”や“危険”をわめき立て、あるいは自らそんなものを演出し、他国を挑発しつつ、ますます国民全体を軍国主義に導いていく政策だけです。
 そんなものだけが安倍政権を救い、延命させ得るものとして現れて来るということですから、労働者、勤労者にとって、国民全体にとって、“危険”で恐るべきものがもしあるとすれば、今や安倍政権にまさるものは何もありません。

 

TOP

『海つばめ』 最新号(1269号)2016/1/31
【一面トップ】“アベノmyth”の施政方針演説――不誠実と作り話と幻想――言うだけ、空約束だけなら誰でも出来る
【主張】破綻する志位の選挙戦術――「安保法」や「閣議決定」はピント外れ
【コラム】飛耳長目
【二面】世界的な株崩落――膨張経済の瓦解が始まった
【三面】選挙権18才以上に拡大――社会の一人前の「成員」とは何か
【四面】「性奴隷」としての存在から目を逸らす――朴裕河の従軍慰安婦論


※『海つばめ』電子版(テキスト版又はPDF版)を販売しています。 詳細はこちら。 PDF版の見本はこちら。
※トップ記事と主張欄は、無料で読むことができます(記事の所をワンクリック)。他(黒字)は表題のみです。是非、本紙を購読して下さい。下記の「注目記事」も同様です。

【『海つばめ』注目記事】

T 特集・「国民連合政府」を考える―ついに破綻と転向のときに----志位の「入閣主義」と「与党主義」の宣言

その他、注目記事は  

お知らせ・更新情報

 2016.2.2....... セミナー案内リーフレットを掲載。

 2016.1.31....... 『海つばめ』1269号を掲載。

 2016.1.15.......「第9回/10回働く者のセミナー」案内を掲載。

 2015.12.25....... 「注目記事」を更新。

TOP


第9回・首都圏(2/28)
働く者のセミナー

テーマ

改憲狙う安倍一派・自公3分の2は地獄への道―市民派と野党の統一戦線では闘えない


日時
  2月28日(日)午後1時半から

場所
  豊島区民センター(池袋東口) 

チューター     林 紘義

主催  働く者のセミナー実行委員会


案内リーフレットは・・こちら(PDF)

第10回・関西(3/13)
働く者のセミナー

テーマ

改憲狙う安倍一派・自公3分の2は地獄への道―市民派と野党の統一戦線では闘えない


日時
  3月13日(日)  午後1時半から

場所 
大阪市立市民交流センターひがしよどがわ

チューター     林 紘義

主催  働く者のセミナー実行委員会




@marxdoushikaiをフォロー
【連絡先】
  全国社研社 〒179-0074
  東京都練馬区春日町1-11-12-409
  TEL/FAX 03−6795−2822

Visitors since Jan. 2003
    Total:     
Last Updated :