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「仏の顔も三度まで」

ペテンの安倍政権の命運が尽きるとき

2014年11月23日
代表委員会
 700億円もの無駄金を使って、茶番の総選挙が始まります。追い詰められた安倍が「勝負に出た」のでしょうが、「策士策に溺れる」の言葉通り、自ら墓穴を掘ったのです、今こそ労働者、勤労者の断固たる反撃によって、自公政権を打倒して行くべきときです。
 安倍一派は今回の選挙では、ただ弁解と口約束しか口にすることができません、つまり徹底して防衛的に闘うしかないのですから勝つことはできないでしょう。彼等は一方で、経済が消費増税を行い得る状況にないと言って、消費増税の先延ばしを問う選挙だと言いながら、他方では、アベノミクスはうまく行っていると、いくつかの経済指標を恣意的に持ち出すのですが、まるで矛盾してしまっていて、野党の批判にまともに答えることさえできなくなっています、つまり事実上まともに反撃し、闘うことさえできないのです。こんな状況で選挙を勝ち抜くことは決してできないのはますます明らかです。
 自民党が、GDPがマイナスだ、今は消費増税を行い得ないような状況だと言えば、それはアベノミクスの、つまりお前たちの責任だと言われ、他方、今はアベノミクスの成果で経済状況が好転する色々な状況が見える、兆しがある、アベノミクスの成果だ、と言えば、それなら何のために総選挙をするのか、何のために信任を問うのか、アベノミクス成功のために一心に、ひたすらに努力していけば済むことで、わざわざ大金を使って選挙をするのか、する必要があるのか――それくらいなら福祉や35人学級のために使え――、ということになるし、ならざるを得ないのです。
 かくしてどう転んでも、安倍とアベノミクスの失政が、安倍政治の“罪”が、無意味な総選挙が厳しく問われるのであって、いまや安倍は「こと志に反して」進退窮まるしかありません。
 しかも安倍政権と自民党は、今は悪いことや難しいことはいっぱいあるかもしれないが、「これからよくなる」から安倍政権を、アベノミクスを信用し、支持してくれと、何の実際的な根拠も展望もなく言うだけです。ただ「期待感」を煽れば経済も活性化すると言って、そんな政治ばかり2年間やってきて、経済状況が好転しないから消費増税もやれない――最も重要な公約の一つの財政再建も諦める、実現し得ないということだ――、これから良くなるからもう少し待ってくれ、信じてくれ、と言ったところで、誰が信用できるでしょうか。もう口先三寸や空約束はお断りだ、いくら労働者、勤労者がお人好しだと言っても、「仏の顔も三度まで」と言うことになるしかないのです。
 「第一の矢」の金融緩和や「第二の矢」の財政バラまきは、財政再建や通貨の安定を犠牲にして――経済や財政の崩壊さえも準備し、避けられないものにする、許し難い政策です――、一時的に空景気、インフレ景気、バブル景気をあおり立てる政策であり、そんなものが株価を上げる以外に芸がなかったのは当然の結果でした。そしてアベノミクスの総仕上げであると喧伝された「第三の矢」の「成長戦略」ですが、安倍はここで決定的につまずき、ほとんど何も成果を上げることができず、口先とバラまきだけのアベノミクスの破綻が暴露されてしまいました。「規制緩和」を叫びましたが、ここでも大資本の利益ばかり重視し、またブチブル保護に走る安倍政権は結局、労働者保護の「規制緩和」以外のどんな政策も取らなかったし、取れなかったのです、つまり自ら「成長戦略」を空語に変えたのです。
 そんな安倍の窮余のバクチが総選挙ですが、ただ安倍政権の終焉を告げ知らせるものとしかならないし、なり得ないのは一つの必然です。まさにアベノミクスの三つの矢で、アベノミクスのタネは切れ、したがってまたその命運も尽きるのです。
 安倍政権と自民党は、「今まではうまく行っていないが、これからはうまくいくから信用せよ」と、詐欺師まがいの、何の保障もない空手形を乱発するかと思うと、公明党は「景気回復総選挙だ」とアホ丸出しで叫んでいます。似合いのコンビと言うわけです。大金を浪費して、茶番の総選挙をやれば「景気がよくなる」などといったとんまな理屈が一体どこから出てくるというのでしょうか。700億円の需要がうまれるではないかと言うのでしょうか。自公の頭のレベルがこの程度のものだというなら、そんな連中が政権を担えるはずもなく、ただ日本を破滅に引きずり込むだけだというのは、かつての無知蒙昧の天皇制軍部の政府がそうであったのと同様です。
 まさに「仏の顔も三度まで」であって、4度目のアベノミクスの策動はないのであり、またあってはならないのです。アベノミクスの破綻と共に安倍政権もまた粉砕されるのであり、されなくてはならなのであり、労働者、勤労者は勝利しなくてはならないのです、究極的な勝利に比べれば、仮に矮小な勝利ではあっても、です。


 

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