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代表委員会メッセージ

無意味な空文句の政治闘争など何になる

搾取社会の「防衛」ではなく廃絶こそが必要

                       

2015年 7月25日

 相変らず無意味な空文句が政治闘争の中で流行っています。安保法案は国会の中で十分に議論されないままに衆議院で採択された、といったのもその一つです。
 安倍もまた、安保法案が国民に十分に理解されたとは思わないと、自ら語りました。自ら議論や説明が理解されていないと言いながら、「強行採決」に走るのは許し難いと、世論はいきり立っています。しかし安倍が安保法案が理解されなくても採択するのは、国民が納得しようがしまいが、国家防衛という観点からすればそれが絶対的に正しいことをやっているという信念が、あるいは自信があるからであって、それは1960年に祖父の岸が日米安保条約を改定して日米同盟を一層固めた結果が、それ以降60年間、日本の「平和」や「安全」を保障してきたことと同じだと考えるからです。
 安倍は憲法9条を文字通り実行すれば、日本の防衛を確かなものにするのは不可能なのは余りに明瞭であって、野党や共産党などは単なる非現実の観念論に溺れているだけだ、すぐに破綻するだけだとばかにし、軽蔑しているのです。
 リベラルや共産党やマスコミは、「十分に議論が尽くされていない」といいますが、今国会の110時間の審議で一体どんな内容のある議論があったというのでしょうか、そしてこれからの参議院の審議で、衆議院の議論と何か根本的に違った、内容のある議論が行われ、「議論が尽くされる」とでもいうのでしょうか。そんなことが全く期待できないこと、あり得ないことは自明です。
 というのは、リベラルも市民派も共産党もみな、ブルジョアや安倍政権と同様に「祖国防衛」の立場や個別的自衛権を認めながら、ただ集団的自衛権にだけ反対と叫び、また「戦争」の具体的な内容も問わず、ただ抽象的に、言葉だけで「戦争反対」とか、「アメリカの戦争に巻き込まれるな」とか叫んでいるにすぎないからです。
 彼らは仮に戦争があり得るとしても、それがどんな歴史的、実際的な性格と内容を持つ、いかなる階級の、いかなる利害から生まれ、発展してくる戦争であるかを知っていないか、知ろうとしていないからです。そんな「反戦」の闘いは基本的に空騒ぎであり、空騒ぎとして終わるしかなく、またそんな立場からする国会の議論が労働者、勤労者にとって何の意味もないもの、いくら時間を取って議論しても、空っぽのおしゃべりや繰り返しに終わるしかないのは明らかです。
 必要なことはブルジョアの偽善的な議論やプチブルの独善的、観念的、利己的な議論ではなく、現実の搾取社会やその矛盾から必然的に生まれ、発展してくる戦争、帝国主義戦争等々との闘いであって、だからこそ労働者、勤労者はそうした戦争(と戦争準備)に反対して断固として、最後まで闘うのであり、闘わざるを得ないのです、さもないと労働者、勤労者自身がかつての15年戦争のときのように、再び三度、滅ぼされかねないのです。


 

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【コラム】飛耳長目
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【三面】東芝の「不正会計」事件――ブルジョアたちの恐るべき腐敗と頽廃
【三面サブ】“革新”を越える闘いを議論――第四回セミナー(関西)の報告
【四面】ワイマール共和国の経験に学ぶ――強大な階級的闘いを発展させえず


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